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あまりに酷い橋下大阪市長の「慰安婦問題発言」

 橋下市長の「慰安婦問題発言」は日本では問題にならない。アメリカに叱責されてはじめて重大ニュースになる。橋下市長にとっては持論であり、悪いと思っていない。本質を言えば、こんな市長を選ぶわれわれ日本の有権者が悪いのだ。
慰安所は紛れも無い軍の兵站施設であり将兵の性欲処理のため設置された。

慰安所ということばが軍の公式文書に載っているのは、昭和十三年七月部外秘として教育総監部で編さんされた『戦時服務提要』であったように思う。これには防疫に関する伝染病のせん徐および伝染杜絶の
項に、「性病に関しては積極的予防法を講ずるは勿論、慰安所の衛生施設を完備すると共に、軍所定以外の売笑婦、土民との接触は厳に之を根絶するを要す。と記している。「兵站勤務令」には慰安所の言葉はない。ーーー元兵站副官山田清吉著 支那派遣軍慰安係長の手記 武漢兵站より
P1030545
「村瀬守保写真集ー兵士が写した戦場の記録 私の従軍中国戦線」より


P1030544 慰安所前で列をなす皇軍兵士「村瀬守保写真集ー兵士が写した戦場の記録 私の従軍中国戦線」より
P1030548 戦場で移動する「慰安婦」たち。無蓋のトラックで運ばれる。「村瀬守保写真集ー兵士が写した戦場の記録 私の従軍中国戦線」より

「慰安婦」の多くは朝鮮人女性であり、甘言に釣られて戦場につれてこられた。


昭和18年の冬、文作は熱河省の林西という所にいた。蒙古との国境守備隊の酒保係になったのである。ー中略
「佐久間これから朝鮮へ女の募集にいく。いっしょにいってくれ」
ある日、文作は茨城県出身のSという准尉にいわれた。突然の話だった。
「女の募集?軍隊へ女を募集して、どうするんでありますか」
「酒保で働いてもらうのだ」
「それは最高でありますなぁ」
酒保というのは、軍隊内で、菓子や酒を隊員に売る、いわば売店である。
「女というのは、若い女なんでありますか」
「そうだ」
「それはますます・・・・・・」
最高だ、と文作は思った。若い女の売り子さんと一緒に働けるなんて、こんな砂と石ばかりのところで、しかも軍隊の中で、夢のような話だ。S准尉にくっついて、文作は勇躍、朝鮮の京城(現在のソウル)についた。年齢十八歳から二十歳という条件で募集広告を出したところ、おおぜいの若い女性が集まってきた。植民地のしかも戦時下、働き口とても思うにまかせず、土地を奪われた朝鮮人の娘たちは、ワラにもすがる思いで応募してきたのだろう。
「なるべく肉付きがよくメンコい子をな」
という准尉の選考基準どおり、五人を採用して、林西へつれて帰った。
文作は、彼女たちは酒保の売り子になるものとばかり思っていたが、戦火たけなわの軍隊でで、そんな悠長な話があるわけもない。
彼女たちは慰安婦、文字どおり兵隊の慰みものとして春をひさぐべく、生まれ故郷から、熱河省のはずれの林西まで連れてこられたのだった。
帰ってみると、木造の、四畳半ほどの部屋が五つならんだバラックが建てられていて、そこが彼女たちの働き場所なのだった。文作のみならず、彼女たちにとっても「思いもよらぬ」話だったのだが、逆らおうとしても術はなく、次の日から部屋の外に行列をなした兵隊たちに、ニ、三分ごと、体の切り売りにも等しい”仕事”がつづいたのだった。
―ーー朝倉喬司著 裸の昭和史 佐久間文作への道より
P1030553

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コメント

大阪市長の名前を訂正していただけるとありがたいです。「橋下徹」です。

ご指摘ありがとうございます。早速訂正いたします。

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