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新疆旅日記②ウルムチの五つ星ホテル

 

信達海徳酒店

ホテルから見たウルムチの高層ビル

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新疆ツァーで最初に泊まった、信達海徳酒店は五つ星ホテルということで、楽しみにしていた。他に泊まるホテルはみな四つ星で、どんな豪華なホテルかと期待したのだが、外観の威容、堂々とした高層ホテルで、ロビーに入ったときの印象は、公安らしき警備員の検査が気になり、五つ星というイメージが吹き飛んだ。

私は二人部屋で、部屋に行きトイレで用をすまし流すと、チョロチョロ、水の勢いが全くないのだ。二回目を流そうとしてもすぐ水が出てこない。小だからいいようなものの、これが大だと・・・と思ったら、便秘になった。私は旅に出ると便秘になる癖がある。テレビも使い方がよくわからない、日本でもほとんどテレビは見ないのでまあいいか。

寝室は気にならないのだが、バス・トイレ・手洗いのあたりから、寝室への壁と天井のつなぎのところが、きれいに「しまえて」ない。廻り淵がないためか、下地が見えて、施工の仕方が日本と違うのか、雑だ。

通訳の楊さんによると「建てて30年ぐらいになるので、新しい時はよかった」という、でもそういう問題ではなく、五つ星なら、50年たとうが100年たとうが、それなりの風格があるもので、外観・ロビーはよくても、客室に手抜きはダメでしょうと言いたかった。一人部屋は見ていないので、二人部屋と差があるのかよくわからないが、でも最後に泊まったカシュガルのホテルは4星だがここよりずっとよく最高でした。

台湾のツァー客

ホテルは満室らしく、大勢の客でにぎやかだ。中国語かウィグル語かよくわからないが、様々な言葉が飛び交っている。同行の坂本氏に聞くと台湾から100人ぐらいの団体客が泊っているらしい。そういえば空港でもそんな感じの団体客に居合わせた。なんでも、仏教団体のツアーみたいで、「観光かなあな」なんて話していたが、私はふと思いついて、「巡礼と違うのかなあ」と答えた。

新疆ウイグル自治区は私たちがこれから行く三蔵法師が訪れたという高昌故城やキジル千仏洞など古代の仏教文化遺跡が所狭しとある。台湾というと日本では中国と対立していて、やたら台湾侵攻とか危機が叫ばれているが、経済のみならず、中国本土と文化的なつながりは深い。仏教遺跡も多く、手厚く保護されている現状で、台湾からの観光客が大挙して押し寄せても何の不思議はない。

中国は共産国家で、「宗教を否定している」と言いうのが日本をはじめ西側諸国の理解だが、あまりにも単純直情的な考えと思う、事実はウイグル自治区でもイスラム宗派は一つではなく、中国国内では一億以上の信徒がいて寺院も万単位であり施設の管理や建て替えには補助金を出しているという。中国政府はこれら諸宗教・宗派に対する態度は平等に接するということだろう。特定の宗教だけを優遇するのではなく平等に保護する。しかし祭政一致のような非近代的な政治に介入する宗派は否定する。これはある意味戦後の日本とも似ているやり方であるように思った。

 

 

 

 

 

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